熱がある・微熱
熱は人間にとって一番分かりやすい「何かしらの異常」のサインです。
一般的な正常体温は、36.5℃前後、発熱は37.5℃~、微熱は36.5~37.5℃のものをいいます。
ただの風邪ならまだしも、重大な病気のウィルス感染症、膠原病、結核、エイズにも初期症状で発熱があります。
鼻水・くしゃみ
鼻水やくしゃみも風の初期症状の一つですが、最近では風邪だと思いこんで受診されると、実は花粉症などに見られるアレルギー性鼻炎だったりすることもあります(特に水のような鼻水)。蓄膿症の疑いもあります。
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のどが痛い
ほとんどの場合、喉の痛みは風邪が原因ですが、それだけとは限りません。のどが痛い原因の1つに咽頭の病気があり、口や鼻を通じて外側の空気と直接触れる部位なので、感染による炎症が原因でのどが痛い症状があらわれます。これが、俗に言う咽頭炎です。
のどが痛くはれているだけでなく、熱があったり全身的にだるかったりするときには、急性へんとう炎を考えます。早めの受診をおススメします。
頭痛
頭痛にも種類があり、慢性頭痛、片頭痛、繰り返す頭痛などさまざまです。また、めまいや吐き気を伴う頭痛は、くも膜下出血、脳出血、脳血栓・脳塞栓、高血圧性脳症など、脳に異常のある事がありますので、大至急受診をして精密検査をおススメします。